スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

苗字がキラキラした日

日本では明治時代になると今まで苗字がなかった平民も苗字を持てるようになった。しかも自由に決められたという。

それが明治ではなく、この平成の世で苗字解禁になったとしたらどうだろう。

おそらく「佐藤」とか「山田」なんて苗字は存在しなかったかもしれない。

そのかわりに幅をきかせるのは「伊集院」「北大路」「綾小路」みたいな三文字の名前だろう。

鬼龍院、樽美酒、喜屋武、歌広場。

1億総金爆時代の到来だ。

そうなると逆に「木下」とかがシンプルでかっこいいとか言われるんだろうな。

まあ冷静に考えると苗字が「歌広場」なのはちょっとイヤかもしれない

かなで書いた日

土佐日記をご存知だろうか。

以前にも書いたが、仕事で書道の本の編集をしている。

今月号のお手本で「土佐日記は日本ではじめて男性がかなで書いた日記です」みたいな文章があった。

え、そうなの?

土佐日記というくらいだから、土佐犬みたいなゴツいおじさんの荒くれた日常をつづった日記かと思っていた。

学生時代、いったい何を勉強していたのだろうと思ったが、逆に「土佐日記って何?」と聞かれてちゃんと答えられる人のほうが少ないのではないだろうか。

こんど飲み会で質問してみたいと思う。

まあどっちにしても、日本史の先生が聞いたらたいそうがっかりするだろう話である。

いや、日本史の先生に限らず、飲み会で話したらみんなからがっかりされそうな気がしてきたのでやっぱりやめておこう。

すでに遅かった日

会社ではFMラジオが流れているのだけど、最近「時すでにお寿司」というラジオネームをよく耳にする。

わかっているとは思うが「時すでに遅し」にかけているのだ。おもしろいかどうかは人それぞれだろう。

私は中学生のころ、いわゆるハガキ職人だった。

ラジオや少年誌のネタコーナーにせっせとハガキを送っていたのだ。メールなんてない時代である。FAXはあったけど家にはなかった。

そこで、ラジオ大阪のOBCブンブンリクエスト水曜日という番組(パーソナリティは石田靖と吉田ヒロ)の一発ギャグコーナーにて採用されたひとつが「時すでにお寿司」なのである。

およそ25年前の話だ。われながらよく覚えているなぁ。

それが四半世紀の時を超えてラジオから流れる「時すでにお寿司」。
これをロマンと呼ばずしてなんと呼ぼうか。知らん人だが応援したくなるだろう。

そこでなんとなくyahooで検索してみたら、なんか「おしゅし」と「時すでにお寿司」がキャラをマネたマネてないでもめていた

どちらもお寿司のキャラクラー。

どちらも中学生が考えたようなネーミングなのでいまいち臨場感がないところがおもしろい。

ジュースが安かった日

街なかにはいろんな自動販売機があふれている。

なかでもドリンクの自動販売機がいちばん多いのではないか。
しかし今では缶ジュースの価格が1本120〜130円だ。はっきり言って高い。

そんななか、ずいぶん前から100円自販機がシェアを拡大してきている。


元祖100円のチェリオ


黄色がまぶしい


商品によってはありがとう100円


50円ならもうけはいくらだろうか


かわいいイラストでぜんぶ100円

それぞれ100円アピールをしているが、販売機の色が派手なほうが目につきやすいのではないか。
このなかでは黄色ときみどりのやつだ。

両方ともイラストを配してかわいく仕上げている。
だがこのふたつの自販機、黄色は当初からこのデザインだが、きみどりのほうは春夏・秋冬とデザインが変わるという凝りようなのである。

ちなみに過去のデザインはこちら。






なぜこんなに過去のデザインがぱっぱと出てくるかって? それは私が作ったからにほかならないのである。わー、ステマ!出来レース!

まあここで自動販売機の宣伝をしたからって、私にはビタ一文入ってこないのだけども。

合戦をした日

今日会社でお菓子が配られたのだが、こんなものがあるとは知らなかった。


平家パイ

源氏パイは死ぬほど有名だが、平家もあったとは。
こちらはレーズンがのっている。


源氏パイはハート型

調べてみたら、大河ドラマで平清盛が放送されたタイミングで発売したらしい。
2012年。思ったほど古くない。

それならこのさい毎年大河ドラマに便乗して、真田パイとか官兵衛パイとか新撰組パイとか出したらうっかり話題になったりしないだろうか。
おやおや、お金のにおいがしてきたぞ。

まあ私はパイ生地があまり好きではないので、自分で買うことはなくもらう専門なんだけど。

お茶が高かった日

先日、酔っ払った帰りにコンビニでお茶を買ったらお会計が1,080円だった。
酔っ払っていたが、目が飛び出たことは覚えている。


伊藤園 氷水出し玉露

帰ってからネットで検索したら出てきた。

なんとこれ以前にも1000円の高級茶シリーズが出ていたとはつゆ知らず。

おのれ伊藤園、こしゃくなまねを。

あらかじめ知っていたら驚くことはないのだが、知らない酔っ払いからしたらブービートラップ以外のなにものでもないぞ。

まあそれがなければ一生買うこともなかったかもしれないと思うと、いいきっかけだったということにしたい。

ただ、買ったはいいが、いざ飲むのなるとこれまたふんぎりがつかない。なんせ1,000円である。やはり飲むにあたってそれなりのシチュエーションを期待してしまうだろう。誕生日に高級和菓子とともにいただくとか。いや、それではものたりない。酔った勢いで飲むなんてもってのほかだ。

1,000円のお茶を飲むシチュエーションとはどんなものか。
見いだせないまま賞味期限が過ぎてしまうことだけは避けたいところだ。

結果は、次回「1,000円のお茶を飲んだ日」をまたれよ。

「1,000円のお茶の賞味期限が切れた日」にならないことを願うばかりである。

忘れ去られた日

今しがた外の喫煙所で休憩していたら、自転車に乗ったヤンキー風の兄ちゃんが携帯でしゃべりながら通り過ぎて行った。

その時に聞こえた会話が
「いや、だからガリクソンが…」

ガリクソンがどうしたというのだ!?

すでに兄ちゃんの背中は小さくなってしまった。


ビル・ガリクソンが日本でプレイしたのはもう20年ちかく前だろうか。
今の学生はリアルタイムで見ていないだろう。

ガリクソンはガリガリガリクソンのことだと思っているかもしれない。

自分が青春時代の時に活躍した野球選手を知らなかったり、忘れられていると思うと、なんだかしんみりしてしまう。

まあガリガリガリクソンもそこそこ忘れ去られた存在だと思うが、それに関してはまったくしんみりしないのはなぜだろう。

ななめになった日

クリームクレンザーが好きだ。

研磨剤の力でよごれを削りとってピカピカにしてしまうアレである。

Cream Cleanser 略してCC。

ちなみにレモンの香り付きだと業界ではCCレモンと呼ばれている。
覚えておいてほしい。

さて本題。

私は流し台や蛇口、コンロまわりから鍋や鏡など、ヒマさえあればいろいろ磨いている。
たぶん磨いてはいけないものまで磨いていると思うが、こまかいことは気にしたら負けだ。

そんなCCだが、家と会社にある商品を見くらべると、ある共通点があった。


会社のCC


家のCCレモン

わかるだろうか。
「クリームクレンザー」の文字がななめになっているのである。

クレンザー以外はどうだろう。


キッチン泡ブリーチ

漂白剤はななめになっていない。

これはクレンザー特有の文化なのだろうか。気になったので他をあたってみた。



ななめクレンザー

なんということでしょう!ことごとくななめになっている。
クレンザー界のトレンドか、もしくは組合規約でもあるのか。

ただ、これはネット検索でななめのものだけを選んだので当然である。

もちろんななめではないものもあった。


まっすぐクレンザー

しかしながら、まっすぐクレンザーはあるにはあったが、ごく少数派だ。
圧倒的にななめ文字が多い。

どちらが信頼できる(よごれが落ちそう)かというと、やはりななめ文字だろう。完全に偏見だけど。

玄人としてはマイノリティを選びがちであるが、クリームクレンザーにおいてはぜひともななめ文字を推奨したいと思う。

なぜ私がななめ文字のクレンザーを推すかというと、ただ見た目がかっこいいという理由だけなんだけど。

ノリにノった日

私のスマホにはほっかほか亭からのDMが届くのだが、今朝来たメールがすこしおもしろかった。


ノリにノろうぜノリノリフェア

各種のり弁を買えばウルフルズのライヴやヘッドフォンが当たるという弁当の「海苔」と音楽の「ノリ」をかけたものだった。ベタなだじゃれだ。

だが、かんたんに「のり弁フェア」や「ノリノリフェア」ではなく「ノリにノろうぜノリノリフェア」というしつこさに思わず笑ってしまった。苦笑いだけど。

そう、普通なことも輪をかけて言えばおもしろくなるのだ。

だからといって、おもしろくないことは何回言ってもおもしろくないので注意が必要である。

まあそういうDMが来ておもしろかったけど、のり弁を買うかというと、それはまったくの別問題なのである。

ふりだしにもどった日

会社帰りに見かけた酒屋さんのテントの文字が手書きだった。


たけひ酒店

「たけし」と思っていたら「たけひ」だった。

脳内ではたけしを経由してのたけひなので、なんとも歯の抜けた人が言ったような感覚におちいった。

こんにちは、山田たけしです。

ほんひひは、やまははけひへふ。

歯が抜けた感じを想像で書いたら、「たけひ」じゃなく「はへひ」になってしまった。

はへひ酒店。もはやわけがわからない。

よく考えたら、たけしって下の名前だろう。
社名や店名に姓を入れるのはよくあるけど、名を入れるのはあまりないかもしれない。

あえて言えばバーやスナックか。
「あけみ」とか「ひとみ」という名前を聞くとスナックを連想してしまう。

アルコールを扱う店は下の名前を店名にするという法則。

いや、本題の酒店は「たけし」ではなく「たけひ」だ。おそらく下の名前じゃないだろう。

おもいがけず、ふりだしに戻ってしまった。

ふりだしに戻ってきたの(北野)。
たけしだけに。

いやだから、たけひだって。